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技能連携校とは?
技能連携校とは、技能連携制度を利用して専門的な勉強をしながら通信制高校で高校卒業資格取得を目指すことのできる学校のことを指します。
技能連携制度とは、高等専修学校に入学すると同時に、広域通信制高等学校にも入学することで、3年間で2つの学校を卒業するというものです。
高等専修学校は、専門的な授業や実践的な体験を。通信制高校は普通の高等教育という2つの学校の長所を取り入れ、両方を学びながら高校卒業資格を手にすることができます。
2つの学校というと、勉強量が多くとても大変なイメージを持つかもしれませんが、技能連携校(技能連携制度を利用した高等専修学校)で学ぶ専門科目の学習も、最大半分まで通信制高校の卒業に必要な単位として認められるため、専門科目を学びながらでも効率的に高校卒業を目指すことができるのです。
技能連携校は誰が運営しているの?
専門学校が技能連携校としてスタートすることが多いですが、トヨタ自動車や日立製作所など国内トップ企業が高い技術・技能を継承すべく開校しているケースもあります。
その他にも、進学や社会性を身につけることを主軸に置いた教育を行う、塾や全日制高校を運営する学校が技能連携校も共に運営するパターンなども存在します。
技能連携校の費用
技能連携校に通うには、通信制高校と技能連携校、2つの学費が発生します。
また、専門科目を学ぶこともあり登校頻度も高いため、通信制高校のみに通うよりも学費は多く必要となります。
学費目安
初年度:900,000円前後(入学金込み)
技能連携校を利用するメリット
技能連携校での勉強が、通信制高校での単位にもなるため、普通の勉強だけではなく、専門的な知識も学びたい、社会で役立つ資格取得や体験をしたいという思いをもっている生徒にとっては、最適な環境と言えます。
なお、サポート校でも専門的な勉強ができるところもありますが、通信制高校へ単位が認められるわけではないため、通信制高校の勉強への比重が大きくなる場合もあります。
この記事を書いたのは
通信制高校ナビ編集部
「一人ひとりに最適な学校探し」をテーマに、さまざまな進路選択を考える生徒さん、親御さんに向けて、よりたくさんの選択肢を提供できるよう、通信制高校、サポート校に関連する情報を発信しています。