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生徒は顧客

学校を経営の視点でとらえ、品質向上活動を広げる県があります。三重県立北星高校は昨年4月、四日市北高校と四日市高校の通信制を統合して誕生しました。北星高校が目指すのは「学びたいときに、学びたいスタイルで学べる学校」。その一環として、普通の国語とは別に、中学レベルの基礎を学びたいと希望した生徒が受ける「国語ステップ」という授業を設置し、午前部に9人、午後部に10人が登録しています。三重県は3年前から、全県立高校で学校の経営品質向上活動を進めており、目指す学校像を掲げ、具体的行動計画を立て、「顧客」と位置づけた生徒の満足度を高める取り組みを進めています。また昨年からは保護者や地域住民らによる学校関係者評価も実施。生徒の満足度などを示して、客観的な評価を受けています。教育を一つのサービスと考えれば、より質の高いサービスを提供し、「顧客」である生徒や保護者からの評価が上がれば、自然と学校の評価も上がり生徒数も増加する・・・といった相乗効果が生まれるはずです。県単位でのこのような試みが他県にも広がることを期待したいですね。

◆生徒は顧客
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20071124us41.htm?from=os1

日時:2007年11月27日 00:12:06

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