高校授業料無償化・就学支援金制度
日本の高校進学率は98%に及ぶほど、今やほとんどの人が高等学校等へ進学する時代になっています。しかし、子ども一人を高校へ進学させるためには、家庭の経済状況に大きな負担がかかってしまいます。
このような状況下で、それぞれの家庭の経済状況にかかわらず、学ぶ意欲のある子どもたちが安心して高等学校での教育を受けることができるよう、平成22年4月から社会全体が授業料等の費用を負担し、高等学校での学びを応援する制度が始まりました。
ひとつは『公立高等学校の授業料無償化』制度です。ここでいう公立高等学校とは、都道府県・市町村立の高等学校(全日制、定時制、通信制)で、公立中等教育学校の後期課程、公立特別支援学校の高等部も含まれます。これまで保護者もしくは生徒本人が負担していた授業料については、原則として徴収しないというシステムになっています。
もうひとつは『私立高等学校等に対する高等学校等就学支援金』制度です。国立・私立の高等学校(全日制、定時制、通信制)や中等教育学校の後期課程、特別支援学校の高等部、高等専門学校(1学年から3学年)、さらに、専修学校の高等課程、各種学校のうち外国人学校で、高等学校に類する課程を置くものとして文部科学省令で定めるものに在学する生徒に対しては、授業料の一部に充てるための「就学支援金」が支給されます。
高等学校等で学ぶ生徒のみなさんには、自分たちの学びが社会全体によって支えられ、応援されていることを自覚しながら、勉強に励み、将来社会の担い手として広く活躍していくことが期待されています。
日時:2010年05月25日 16:26:03
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