KTC平成27年度後期卒業式レポ
KTC中央高等学院各キャンパスにて平成27年度後期卒業式が執り行われました。今回はその様子とKTCからのメッセージをご紹介します!
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KTCに入学する生徒の中には、中学校や高校生活の中で不登校や学力面など様々な苦戦を経験している人もいます。
はじめはなかなか登校できなかった生徒、人間関係で悩んでいた生徒、勉強を頑張りすぎて心と身体が疲れすぎてしまっていた生徒など、KTCに入学してくれた時の生徒の状態をできる限り受け止めながらサポートをしてきました。
みんなKTCでの学校生活で少しずつ成長し、しっかりと高校の卒業証書を手にしました。
卒業式の日、会場内には卒業生やその保護者・ご家族の思いがあふれていました。
保護者代表の挨拶では、自身の娘の過去の苦戦を振り返り、苦しい時にも娘を信じて応援してきた親の思いや、それぞれの卒業生にむけて励ましのお言葉をいただきました。参列されていた保護者の方々にとって、子供の状況は違えども共感をよび、涙を誘っていました。
卒業生代表の女子生徒は答辞の中で「進学校に入学し、勉強で良い成績を収め友人をたくさん作って多くの経験をする」という重圧を自らにかけ、プレッシャーから学校に行くことができなくなったということや、KTCに転入学後もすぐには思い通りの学校生活が送れなかったことを丁寧に振り返っていました。ただ、KTCでのカナダ短期留学で経験したことや初めての屋久島スクーリングのときに不安を乗り越えることができたことを通して、自分の考え方が変わったこと。それから何事にも積極的に挑戦をするようになり、ボランティアやトライアルレッスンで学年を越えて多くの友人ができたこと。「高校生活がとても楽しくて、輝いているもの」と思えるようになったことを述べてくれました。なによりも印象的だったのは、支えてくれた両親や家族に対して、「私にたくさんの愛をくれてありがとう!」と感謝の気持ちを伝えていたことです。
彼女は春から短大に進学をします。きっと、自分の経験を生かして他の人を幸せにできる人になると思います。
また、式典後には卒業生一人ひとりから、高校生活の思い出やこれからの目標の声を聞くことができました。
「今」苦戦をしていると先のことが見えなくなるのは仕方がないかもしれません。
でも必ず苦戦は乗り越えられます。一緒に未来にむかって踏み出してくれる人の存在が重要なのかもしれません。
KTCの職員もそういう存在であることを意識して、在校生やこれから出会う生徒たちと関わっていきます。
卒業生が無事に高校生活を修了できたことの陰には様々なプロセスがあり、その中で数多くの方のご支援やご指導、ご協力があったことは間違いありません。この場をお借りしてすべての方に感謝を申し上げます。そして、今回卒業した生徒たちの頑張りが下の学年にも繋がり、そして未来の子供たちに繋がっているのだと思います。
今、悩んでいる方も決して未来は暗くありません。心ある人々が必ずいます。KTCもそういう存在であり続けられるよう日々成長をしていきたいと思います。
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KTCでは、どんな些細なことでも相談に乗ってくれるそうなので、気になる方は、ぜひお気軽に学校へお問い合わせください。
■お問い合わせ先■
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