1日平均84.4分 高校生の勉強時間増加
ベネッセ教育総合研究所が昨年実施した、小中高校生の学習習慣などに関する調査によると、塾など学校外での勉強時間が、全体的に増加していることが分かりました。高校生においては1990年に調査を開始して以来初めての増加とのことです。
理由として「脱ゆとり」政策に合わせて学校が宿題の量を増やすなど家庭学習の指導に力を入れたことなどが挙げられています。
*同調査は5年置きに実施、前回は2006年に実施
*原則的に毎回同じ公立校の生徒が対象
今回の調査では、高校生の平日の学校外での勉強時間(1日の平均)は、84.4分という結果に。2006年に行われた調査結果よりも約14分の伸びが見られました。
調査を監修したお茶の水女子大の耳塚寛明教授によると「小中高校生の学習時間は、90年代以降ゆとり教育などを背景に減少傾向にあった。しかし、今回の調査結果では今までの流れに歯止めがかかり、学びへの回帰がうかがえる」と分析しています。
次回の変動にも注目です。
日時:2016年04月22日 19:51:46
« オープンスクール開催 東京芸能学園|5月 学校説明会のお知らせ! 飛鳥未来 »