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内藤選手の魅力

連日のようにボクシングフライト級で反則行為を犯した亀田親子の話題が取り上げられています。昨日謝罪会見が行われ、亀田選手の憔悴ぶりが印象的でした。その会見を受けた内藤選手は「もう怒りはない。大毅選手に会ってみたい。いがみ合ったまま終わったので、次は『お疲れ』と声をかけてボクシングの話をしたい。そこがスポーツのいいところ」と語ったそうです。まだ18歳である亀田選手の今回の行動はスポーツマンシップに反し、決して許されるものではありません。しかし、まだ18歳という年齢を考えると、今回の経験を糧にして、精神的にも技術的にももっと成長できる段階であり、将来を否定するような報道は、彼の将来に影を落とすのでは・・・と胸が痛みます。この通信制高校ナビをご覧になられている方には亀田選手と同世代の方が数多くいらっしゃるのではないでしょうか。自分を彼の身に置き換えたとき、やってしまったことを反省する機会も与えられず、18歳にして引退しろと完全否定されるのは、精神的ダメージが大きく立ち直れないかもしれません。もちろん礼儀や感謝の気持ち、誠実なスポーツマンシップは指導していく必要があります。そういう意味では亀田選手ではなく、父親、所属事務所、また祭り上げたマスコミなどに問題があるのではないでしょうか。この試合で唯一救われたのは内藤選手の人格でした。内藤選手が幼少期はいじめられっ子だったいうのは先日のニュースでも取り上げましたが、人の痛みをわかる人は人を許すということができるんだと感じました。暴言、度重なる反則行為、自分だったら許せるだろうか。「お疲れ」という言葉をかけたいなんて思えるだろうか。亀田選手に必要なのは、父親や兄弟ではなく、このような模範となる偉大な先輩なのではないでしょうか。人生の中で人との関わりが人格を形成します。そのためにはたくさんの人と出会える機会が必要です。今不登校や引きこもりになっている方、少し前に進んで、新しい環境での出会いを探してみませんか?きっとあなたを理解しようとするよき指導者、よき友人との出会いがあるかもしれません。

日時:2007年10月18日 11:20:14

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