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サッカージーコ元監督から直接指導!

2007年11月13日

ジーコ元日本監督が今年2月に広域通信制高校ウィザス高校のスーパーアドバイザーとして就任したことは以前このニュースでも取り上げましたが、同校は10月にジーコ氏が運営するジーコサッカーセンター(ブラジル)と業務提携することで合意したそうです。ジーコ氏は学校運営へのアドバイスのほか、来日の際サッカー部の直接指導も行うとのこと。同校は不登校や中退をした生徒の再チャレンジの場を提供しているとともに、全日制より融通の利くカリキュラムでスポーツの道へ進む生徒のサポートも強化しています。サッカーを経験した人にとって、世界のジーコから直接指導を受けれることは夢の実現でもあり、ならではの試みだと感じました。

通信制高校の学園祭

2007年11月12日

11月は学園祭のシーズンですね。もちろん通信制高校も例外ではありません。通信制高校のサポート校・聖進学院では、シンガーソングライターの河口恭吾さんがサプライズゲストとしてライブをされたそうです。平和の思いを込めて河口さんが制作した曲「地球兄弟」を同校の生徒がライブで披露することになり、実現しました。通信制高校やサポート校は全日制に比べ登校日が少ないことから、友達ができるかを心配している生徒さんも多いようですが、学園祭や体育祭といったみんなで作り上げる行事もあります。特に学園祭は学校の雰囲気を見ることができるいい機会でもあります。通信制高校やサポート校で気になっている学校があれば、そういった行事に顔を出してみるのも良いかもしれません。4月入学に向けて、各学校では説明会も開催しています。自分に合う学校を探している方はぜひ説明会にも参加してみてください。

4・3・4制導入

2007年11月01日

島根大が来春から、付属小中学校の6・3制を見直し、付属幼稚園の4歳児から小4を初等部前期、小3から小5を初等部後期、小6から中3を中等部とする「4・3・4」の3ブロック制を導入することがわかりました。「小1問題」や「中1ギャップ」という言葉をご存知ですか。昨今の教育現場でよく使われるようになった言葉ですが、小学校に入学した子どもが幼稚園との落差から落ち着いて授業を聞けないことが問題となっているのが「小1問題」、教科担任制への移行などで環境が変化し、いじめや不登校が増えやすいとされているのが「中1ギャップ」と呼ばれているのだそうです。こういった試みは一貫教育ができる国立や私立に限られ、公立校での対応はなかなか難しいのだと思われます。現在の教育現場では運動会で順位を付けなかったり、学芸会では全員主役・・・といった、他人と競わせないことが良いとされている風潮があります。ここでさらに一貫教育をすることにより、横並び教育に拍車がかかることが気がかりです。横並びだからこそ、そこから外れた者をいじめたり、逆に過度に持ち上げたりするのではないでしょうか。現在のままでは問題解決にならないと、試行錯誤が繰り返されています。これからの教育現場が正念場なのかもしれません。

行き過ぎた指導

2007年10月30日

茨城の県立高校で、部活動中の体罰から精神的に不安定になり、通信制高校へ転校した生徒の事件が新聞で取り上げられていました。生徒は「部活動推薦」で入学し、ハンドボール部のレギュラーとして活躍していました。3月の練習試合終了後、顧問教師から「動きが悪い」と腰を蹴られ、全治10日の怪我を負ってしまったそうです。その後女子生徒は精神的ショックから不登校になり、通信制高校へと転校したそうです。この高校では7月にも教師による暴力事件がが問題になっていました。筆者も高校時代は部活動に明け暮れ、スパルタ教育を受けていました。今とは違い、夏場でさえ水も与えられず、監督や先輩からしごかれる毎日でした。とてもきつかった記憶はありますが、今の体力や忍耐力はハードな練習の賜物だと感じています。スポーツの名門校は、行き過ぎた指導により体罰が問題になることが多いのも事実です。強靭な肉体、精神力を養うにはプレッシャーを与える必要もあります。怪我を負わすほどの指導は決して許されるものではありませんが、教師と生徒の信頼関係やコミュニケーションも大切なのでは・・・と感じました。部活動でさえ、教師と生徒の関係が薄くなっており、今の教育の問題点が浮き彫りになった気がしました。

変わる高校

2007年10月24日

長野県にある犀峡高校では従来の推薦枠とは別にいわゆる不登校の生徒を対象とする「B推薦」を新設しました。。自然に囲まれた立地や少人数の環境を生かして、集団生活になじみにくい生徒を受け入れる姿勢を明確にし、地域校としての特色づくりにつなげたいということです。「B推薦」は、募集の観点を「中学校において集団での生活や学習活動になじめなかった者であっても、本校で学びたい強い意志があり、校則を厳守できる者」と規定されています。全日制で不登校生徒を対象にしたコースを設けるのはなかなかめずらしいことではないでしょうか。不登校やいじめといった社会問題を無視しては考えられない教育現場となっているのが現状でしょう。通信制や定時制だけでなく、高校そのものが少しずつ変わっていかなければならないのかもしれません。

定時制・通信制高校の学校生活

2007年10月22日

定時制・通信制高校に通う生徒が学校生活を発表する「全国高校定時制通信制生徒生活体験発表大会」の県大会が18日行われたそうです。定時制や通信制は勤労青年だけでなく、不登校やいじめなどで心に傷を持つ生徒が多く通っているのが実情です。そういった生徒たちが、自分の力で立ち直ろうと奮闘している姿が印象的でした。その中で最優秀賞と優秀賞の3作品が紹介されています。

内藤選手の魅力

2007年10月18日

連日のようにボクシングフライト級で反則行為を犯した亀田親子の話題が取り上げられています。昨日謝罪会見が行われ、亀田選手の憔悴ぶりが印象的でした。その会見を受けた内藤選手は「もう怒りはない。大毅選手に会ってみたい。いがみ合ったまま終わったので、次は『お疲れ』と声をかけてボクシングの話をしたい。そこがスポーツのいいところ」と語ったそうです。まだ18歳である亀田選手の今回の行動はスポーツマンシップに反し、決して許されるものではありません。しかし、まだ18歳という年齢を考えると、今回の経験を糧にして、精神的にも技術的にももっと成長できる段階であり、将来を否定するような報道は、彼の将来に影を落とすのでは・・・と胸が痛みます。この通信制高校ナビをご覧になられている方には亀田選手と同世代の方が数多くいらっしゃるのではないでしょうか。自分を彼の身に置き換えたとき、やってしまったことを反省する機会も与えられず、18歳にして引退しろと完全否定されるのは、精神的ダメージが大きく立ち直れないかもしれません。もちろん礼儀や感謝の気持ち、誠実なスポーツマンシップは指導していく必要があります。そういう意味では亀田選手ではなく、父親、所属事務所、また祭り上げたマスコミなどに問題があるのではないでしょうか。この試合で唯一救われたのは内藤選手の人格でした。内藤選手が幼少期はいじめられっ子だったいうのは先日のニュースでも取り上げましたが、人の痛みをわかる人は人を許すということができるんだと感じました。暴言、度重なる反則行為、自分だったら許せるだろうか。「お疲れ」という言葉をかけたいなんて思えるだろうか。亀田選手に必要なのは、父親や兄弟ではなく、このような模範となる偉大な先輩なのではないでしょうか。人生の中で人との関わりが人格を形成します。そのためにはたくさんの人と出会える機会が必要です。今不登校や引きこもりになっている方、少し前に進んで、新しい環境での出会いを探してみませんか?きっとあなたを理解しようとするよき指導者、よき友人との出会いがあるかもしれません。

通信制高校続々と誕生!?

2007年10月17日

通信制高校がまた誕生することになりそうです。茨城県つくば市の小学校跡地で、千葉県の株式会社が広域通信制高校の開設準備を進めています。開校準備が進められているのが東豊学園つくば松実高校で、来年4月開校予定、定員は初年度が500人程度で3年後に1500人を見込んでいます。都心化からも程近く、それでいて自然の多い開放的な土地柄か、茨城県はすでに通信制高校が数多く開校しています。つくばエクスプレスの開業でめざましい発展が続く南部とは対照的に、人口減少が続く北部での開校のため、地域活性化も期待されています。先日も新しい学校が誕生するニュースを取り上げましたが、通信制高校は本当に需要があるのだと改めて感じました。

メンタル・フレンド

2007年10月16日

福島市のNPO法人ビーンズふくしまでは、不登校や引きこもり支援として、かつて不登校や引きこもりの経験がある若者を、自宅に訪問させる「メンタル・フレンド」という取り組みが成果をあげているそうです。自らの経験を糧に、スタッフが年齢の近い若者と向き合い「心の鎖」を解きほぐす試みで、学校や病院の先生ではなく、もっと身近な存在であることが安心感へと繋がっているのかもしれません。こういった試みはぜひ全国に広がって欲しいと願います。

いじめられっ子だった内藤選手

2007年10月15日

11日WBC世界フライ級タイトルマッチで亀田大毅選手と内藤大助選手をご覧になった方は多いのでしょうか?試合は亀田選手の反則行為により大ハプニングとなり、内藤選手の圧勝で終わりました。初防衛に成功した王者内藤選手の試合後のコメントがとても印象的でした。内藤選手は子供のころいじめられっ子だったそうです。そんな自分を今は客席で応援してくれるお客さんがいる、お金を払ってまで観てくれる人がいる、そんな人たちのおかげでここまで来れた・・・と語っています。試合前に内藤選手をゴキブリ扱いし、負けたら切腹するとまで言い放った亀田選手とは対照的で、うわべだけじゃなく、本心から周りの人に感謝の気持ちを持てる、とても誠実な人、というのが内藤選手の印象です。ボクシングを始めたのも20歳からで、遅咲きかもしれないけれど、人柄で多くのファンを作ったのではないでしょうか。感動した不登校児が、その翌日から登校を再開したという話もあるそうで、たくさんの方を勇気付けた試合でした。何がきっかけになるかはわかりませんが、今不登校やいじめで苦しんでいる人にも、立ち直るチャンスを見逃さないでほしいと思います。

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