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サッカー全日本ユース

2007年09月05日

サッカーの18歳以下による高円宮杯第18回全日本ユース選手権が開幕します。高校10校とクラブユース14チームが、高校世代日本一の座をかけて対戦する大会です。高校では創部3年目の開志学園ジャパンサッカーカレッジが初出場を果たしました。開志学園ジャパンサッカーカレッジは、通信制高校の開志学園高校とサッカーの専門学校ジャパンサッカーカレッジが提携して05年に開校した学校です。 クラブユース選手権を連覇したガ大阪ユースや準優勝の磐田ユースと同組であり、リーグ突破も容易ではありませんが、通信高校生たちのためにも頑張ってほしいと思います。

中学生の不登校過去最大の割合

2007年09月03日

昨年度、中学校を30日以上欠席した「不登校」生徒は2.86%と過去最大の割合だったそうです。ほぼ一クラスに一人の割合で、不登校生徒が存在することになります。不登校になると子供はもちろんのこと、家族も地域社会から孤立するケースが目立ちます。最近では親の会やコミュニティもあり、同じ境遇の人たち悩みを共有することも可能です。公のスクールカウンセラーやメンタル・教育の支援はまだ十分とはいえませんが、民間やNPO団体などではさまざまな活動を行っていますので、家族だけで抱え込まず、社会との接点を持つことが大切であると考えられています。

夏休み明けは要注意

2007年08月30日

北海道、東北地方などでは小中高で新学期が始まりました。長期休暇明けは、人間関係や学業に悩みを抱える児童生徒が情緒不安定になり、不登校生徒が増加する傾向があるそうです。2007年度の学校基本調査でも5年ぶりに不登校生徒数の増加が問題となっていました。不登校には体調不良を訴えるなど兆候が見られるため、いつものことと見過ごしたり、無理やり学校に行かせるのではなく、まずは医療機関にて受診することが呼びかけられています。また保護者と生徒の距離感も重要だそうです。夏休み明けのこの時期生徒はデリケートになっていますので、日常生活において些細なことにも気付いあげること、そして生徒を理解しようとする姿勢を見せてあげてください。

代々木高校東京に新コース開設

2007年08月29日

代々木高校が、「東京高円寺サテライト教室」において、「フリースクールコース」と「ホームスクールコース」を開設するそうです。従来のフリースクールは不登校生徒の「居場所」を提供するといった意味合いが強かったのですが、、同教室では「学習を通して学ぶ楽しさを知る」をコンセプトにした学習型フリースクールを運営しています。通信制高校の代々木高校は、さまざまな角度から不登校の生徒にアプローチをかけ、立ち直るきっかけを提供していると感じました。

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代々木高校東京に新コース開設
http://www.news2u.net/NRR200721143.html

体験授業

2007年08月28日

「中1ギャップ」という言葉をご存知ですか?小学校を卒業し、中学校に入学した際環境の変化に適応できないことを言うのだそうです。札幌市ではその「中1ギャップ」を解消するべく、夏休みの中学校で小学校の6年生児童を対象に中学校教諭が英語授業を行ったそうです。狙いは子供たちを、じかに中学校の空気に触れさせることです。小学校は一人の教師が学習にも学校生活にも配慮する学級担任制であるのに対して、中学校は複数の教師が教科を受け持つ教科担任制であることや、友人関係の多様化などで、不登校が一気に増加するのが中学校一年生なんだそうです。こういった試みが各地で広がることで、不登校になる生徒が一人でも少なくなればいいなと感じました。

減少する定時制

2007年08月24日

金沢市では金沢市立工業高校の定時制と専攻科の2008年度新入生募集を中止することにしました。もともと定時制は経済的な事情や家庭の問題などで働きながら学ぶ学生を支援することが目的とされていました。現在ではそういったニーズが少なくなっており、学生が通信制高校という新しいスタイルの学校へと移行していることもあり、定時制の役割を終えることになったそうです。多様なニーズに対応する通信制高校の生徒数は増加していますが、定時制は減少しているのが現状です。

子供の心ケア専門外来

2007年08月21日

近年虐待や、不登校、いじめなど、子供の心を取り巻く問題が深刻化しています。厚生労働省は乳幼児から青年までの心を専門的にケアする、外来や病棟を備えた「子どもの心の診療拠点病院」を全都道府県に整備する方針を固めたそうです。2008年から3年間はモデル事業として10病院を選定、その後11年度以降全国で順次指定していく方針です。うつや摂食障害などで治療が必要な子が増えているほか、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの発達障害も早期の診断とケアが大切とされている中、専門医が圧倒的に少ないことが問題視されてきました。もちろん治療を受ける以前に、保護者や教師が適切な対応を行うことが重要です。しかし、このように専門治療が必要になるほど今の子供たちの心は疲弊してしてまっているのかもしれません。通信制高校ナビでは、通信制高校の情報のみならず、生徒の心の問題に関しても真剣に取り組んでいきたいと考えています。

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http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000554936.shtml

小中学校の不登校生徒増加

2007年08月17日

文部科学省から平成19年度学校基本調査の速報が発表されました。小中学校の長期欠席者、いわゆる不登校の生徒は12万7千人で前年比3.7%増え、5年ぶりに増加に転じました。不登校生徒の過去最多は平成13年度の13万8千強。その後減少に向かっていましたが、平成18年度は再び増加。中学校では1クラスに一人の割合で不登校の生徒がいると言われており、原因究明と対策が迫られます。

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小中学校の不登校生徒増加
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/07073002/001.htm#002

朝起きれない子供の病気

2007年08月16日

起立性調節障害(OD)という病気をご存知ですか?朝起きられない、立ちくらみがする、といった症状があり、病院でも異常が見つけにくい病気だそうです。原因は、自律神経の働きやバランスが悪くなり、起きたり立ったりしたときに脳などへの血流が低下、血圧が下がるため引き起こされます。遺伝的な体質やストレスが影響するとも言われています。怠け癖や精神的な問題として片付けられることが多いため、正確に診断されにくいのが現状です。れっきとした身体の病気であり、まずは保護者や教師など大人の理解が重要です。軽症だと数ヶ月で改善がみられますが、症状が悪化すると、社会復帰に2,3年かかるそうで、早期発見、早期治療のためにも、起立性調節障害(OD)という病気の存在を知ってほしいと思います。

通信制高校の球児

2007年08月08日

今年も全国高校野球が開幕しました。甲子園は球児たちの夢の舞台。49校を目指して、4000校余りの球児たちが死闘を繰り広げます。ここに、通信制高校「わせがく」の球児のコラムをご紹介したいと思います。
通信制高校のわせがくは全国10ヶ所に校舎を持つ学校で、毎年新入生は200名。しかし、不登校や学業不振などさまざまな理由により転入者を受け入れ、卒業時には倍の400名にもなるそうです。そのわせがくで、野球部が創設されたのが05年1月。一人の教師が、全日制に引け目を感じる生徒に、同じフィールドでやれると自信を持たせたいという熱い思いから、周囲の反対を押し切り創設したそうです。24人の部員も精神的、体力的な理由から集まれるのは一部。練習もままならない状態で本番を迎えました。大敗を覚悟したはずが、球児たちは接戦を展開。負けはしたものの、手にしたものは大きかったのではないでしょうか。自分に自信をつけ、また戻ってくることを信じ、監督は今日もグラウンドに立っています。通信制高校にも部活動があり、汗を流している生徒がいます。そういった居場所を提供できるのが、通信制高校の魅力なのではないでしょうか。

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