不登校経験をレアリティに!TikTok×不登校の大会開催が決定!
不登校
2023/06/01
不登校を「困難な時期」「辛い経験」と捉えている方は少なくないでしょう。
現在、日本において不登校の生徒、そしてそんな子どもに悩む保護者の数は増加傾向にあります。厚生労働省の調査によれば、2022年時点で約24万人以上の小中学校生が不登校だという結果が報告されています。
しかし、思春期時代に自分と向き合った経験や、深く悩んだ経験、学校ではない場所で過ごした経験は、他の人とは違う経験をしているともいえます。
そんな経験を活かして世界中にあなたの思いを表現できる大会が、長年不登校支援を続けるNPO団体「不登校新聞」と、10代に必須のSNSとなったTikTokにより共同開催されることが決まりました!
「通信制高校ナビ」も大会にかける理念に共感し、協賛として参加しています。
「不登校生動画選手権」と銘打たれたこの大会では、たった60秒の動画を通じて、あなたの思いや表現力を発揮することが求められます。テーマは「学校へ行きたくない私から学校に行きたくない君へ」。絵を描く、言葉で語る、風景を切り取るなど、自由な表現方法を選び、動画を発信することで参加が可能です。
大会企画者・不登校新聞 石井志昂さんからメッセージ
「学校に行きたくないという気持ちを持っている人々へ向けて、未来に希望を見出せるようなエールを送りたいという思いからこの大会を企画しました。
こうした発信が10代の間で日常的に使われるTikTokを通して行われることで、学校に行かない選択を罪や問題行動と捉えず、親も子も苦しむことのない社会が実現の一助となってくれると信じています。
不登校経験を持つ方は、自身のレアな経験と感性を生かして、自身の思いや創造性を思い切りぶつけてみてください。きっと、不登校経験から得られるユニークな視点や創造力によって、新たな夏の経験が得られると思います」
大会詳細
◎テーマ 学校へ行きたくない私から学校に行きたくない君へ ~ハンディがレアリティに変わる未来へ~
◎応募期間 2023年7月1日~7月31日
◎応募資格
20歳未満で不登校(※)を1日でも経験した個人またはグループ
※不登校の定義は「学校がつらい、行きたくないと思って学校を1度でも休んだ経験」(大会用定義)
※経験者のグループとは、不登校経験者で構成されたグループ「〇〇動画サークル」「通信制高校 動画作成部」「フリースクール 動画作成サークル」などが該当
◎応募方法
- 「#不登校生動画選手権」をつけて、TikTokに動画(1分以内)を投稿ください
- 動画は何度、投稿しても構いません
- 禁止行為にあたる投稿はエントリー動画としては認めません
- 13歳未満の方はTikTokのアカウントを所有できませんので、保護者に承諾を得て保護者がアカウントを作成してご参加ください。
◎禁止行為
子どもが見て傷つく表現・行為は控えてください。具体的にはTikTokが定める「コミュニティガイドライン」に沿って動画を作成ください。
コミュニティガイドライン
https://www.tiktok.com/community-guidelines/ja-jp/overview/
◎表彰
- 最優秀賞1名(副賞10万円、『不登校新聞』での取材権)
- 優秀賞2名(賞状、副賞1万円)
- 審査員特別賞数名(賞状)
- 入選20名(賞状)
◎特別賞
- TikTok ベストクリエイティブ賞1名(賞状)
- 学研ココファン・ナーサリー賞1名(賞状)
- クックパッド賞1名(※賞状)
特別賞はTikTokら各社の社員が選考いたします。
※クックパッド賞はクッキングに関連する動画から優秀作品1作品を選出します
◎表彰式
東京都現代美術館
- 日時 2023年8月18日(金)14時開始(13時30分開場)
- 会場 東京都現代美術館
- 授賞 最優秀賞、優秀賞などの賞状授与、受賞者へのインタビュー
◎入選発表後の本人確認
2023年8月4日〜8月5日にかけて入選作品を決定します。入選者にはTikTok上でメッセージを送付し、事務局より本人確認を行います(氏名/生年月日等の確認)。本人確認ができない場合は選考外になりますのでご注意ください(なお入選に伴い金品等を求めることはいっさいありません)。
◎審査基準
- 訴求力 :勇気・安心・感動を与えるなど、心に訴える作品か
- 演出力 :動画としての完成度が高いなど技術・演出面の工夫
- 創造性 :不登校生ならではの独創性やインパクトがあるか
◎審査員
審査委員長・中川翔子(なかがわ・しょうこ)
1985年東京都生まれ。2002年、ミス週刊少年マガジンに選ばれ芸能界デビュー。タレント、女優、歌手、声優、漫画など、多方面で活躍。著書に『死ぬんじゃねーぞ!!いじめられている君はゼッタイ悪くない』(文藝春秋)などがある。
◎審査委員
- 内田也哉子さん(エッセイスト)
- 江川和弥さん(フリースクール全国ネットワーク)
- 関正樹さん(児童精神科医)
- 三浦淳子さん(映画監督)
- 石井しこう(不登校新聞代表/大会事務局長)
◎投稿作品の二次利用
入賞作品は主催者のホームページ、そのほかPRなどに期限の定めなく無償で活用させていただきます。また、用途により二次利用(複製、編集、上映など)させていただく場合があります。
◎参加者専用サポートプログラム(要申込)
参加するみなさんのポテンシャルを引き出すため、三つのサポートプログラムを用意しました。すべて参加費は無料ですが、申込制です。ぜひ、気兼ねなくご活用ください。
①『TikTokクリエイターによるバズる動画の作り方』
- 日時 6月24日午後2時~午後4時
- 場所 TikTok本社会議室(渋谷ヒカリエ)
- 講師 仮面マン君
- 説明 バズる動画づくりを人気TikTokerから直接聞く講座です
②「発想力を高めるアイディアミーティング」
- 日時 7月1日午後2時~午後4時
- 場所 TikTok本社会議室(渋谷ヒカリエ)
- 講師 面白法人カヤック/柴田史郎さん
- 説明 アイディアを高めて年間80億円を売り上げる企業から発想力を学びます
▼申込(LINEグループチャット/担当・石井しこう)
アドレス https://line.me/ti/p/1d51zmZiPv
I D shikofutoko
◎主催 NPO法人全国不登校新聞社×TikTok
◎協力 株式会社WOODY、株式会社学研ココファン・ナーサリー、株式会社すららネット、河合塾COSMO、キズキ共育塾、クックパッド株式会社、通信制高校ナビ、オンラインサロン不登校の先にあるもの、#学校ムリでもここあるよ実行委員会
◎大会HP 不登校生動画選手権
この記事を書いたのは
通信制高校ナビ編集部