通信制やサポート校は「毎日登校」に縛られない! 自分に合った学び方とは【KTCおおぞら高等学院(旧:KTC中央高等学院)】
生徒・先生の声
通信制高校
2016/01/22
通信制高校やサポート校の中には、自分のペースに合わせて登校日数を選べる学校があります。
KTC中央高等学院では、週2日登校する『ツーデイコース』、平日の登校が難しい人のための『サタデイコース』、週5日通う『ウィークデイコース』の3タイプのコースがあり、自由に選択することができます。
そこで今回は、KTCの『ツーデイコース』に通う小池さんに、入学したきっかけから私生活・学校生活など、幅広く質問してきました!
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友達や先生の前で無理しなくていい 自分らしく過ごせる学校とは?
相談した結果、2年生から転入できました
●お話を伺った人
高校2年生からKTCに転入。学院祭では看板の土台づくりを担当した。普段からモノづくりが好きで、家で日曜大工をしたり、アルバイト先では料理を任されている。
KTCでは週2日登校するツーデイコースを選択。
── KTCに入学したきっかけを教えてもらえますか?
小池さん「KTCの前は全日制の工業高校に通っていたんですけど、体調が悪くて行けない日も多くなってしまい、進級できるかわからなくなったんです。だから自分に合う学校を…ということを第一に考えて転校先を探しました。
そこでKTCを見学しに行ったら先生がとても親切で、生徒一人ひとりをよく見てくれる様子が伝わってきました。それと、前の学校では週5日登校すること自体が大変だったので、『ツーデイコース』のあるKTCなら自分のペースで通えるかなって思って入学を決めました」
── では転入で入学されたんですね。
小池さん「そうですね。2年間頑張れば卒業に必要な単位が取れるくらいは、前の学校の単位もあったので、2年生から転入という形でスタートできました。事前の話し合いがなかったら、もしかしたら1年生からやり直さないといけなかったかもしれないです。きちんとヒアリングしてくれたので、納得した上で入学することができました」
一変した学校生活
── 実際KTCに入ってみてどうでしたか?
小池さん「入学したら友達がたくさんできて、学校生活が一変しました。環境が変わったというよりは、自分らしくいられる環境になったという表現がしっくりきます」
── 週2日の登校だと、友達作りは大変じゃなかったですか?
小池さん「担任の先生がどんどん紹介してくれたので大丈夫でした。事前に相手の名前や特徴、好きなものとかを教えてくれたりしたから、お互いの共通点も分かるし話しかけやすかったです。あとKTCには授業のあとトライアルレッスンというものがあって、自分が好きなバスケのトライアルに毎週参加することで友達ができました。今はいつも一緒にいる親友もいます」
“興味”だけで終わらせない、トライアルレッスンの魅力
── トライアルレッスンについて詳しく教えて下さい。
小池さん「トライアルは事前にスケジュールが決まっていて、その日自分が出たいものに参加することができます。人数とかもあまり決まっていないので、その日の気分で参加するかどうか決めて大丈夫ですね。今まで参加したのはバスケやパソコン、ライフケアカラーの資格講座などがあります」
── 資格取得の講座もあるんですか!
小池さん「校舎内に資格に関するポスターも結構貼ってあるんですよ。興味がある資格のことは、先生に相談すれば取得するために必要なことを教えてくれるし、実際に講座もあるので勉強することができます。自分はインテリアデザインに興味があって、そのことを先生に相談したらインテリアは色の配色が重要だからライフケアカラーの資格がオススメだよって教えてもらって」
── インテリアデザインに興味を持ったきっかけは?
小池さん「昔からモノづくりが好きということもあって、家でも日曜大工…というほどでもないんですけど、木を切って木材で何か作ったりするのが好きでした。だからインテリアデザインにも興味があるんですよね。好きの延長で、学院祭の看板の土台づくりも担当しました。高校卒業してからもインテリアデザインの勉強ができる専門学校に行きたいなって思ってます」
学院祭の看板
やる時はやる!自由な時間も計画的に、行動的に
── 学校以外の時間は何をしていますか?
小池さん「アルバイトをしたり、友達と過ごしたりすることが多いです。今、飲食店でアルバイトをしていて、キッチンとホールどちらも担当しているんですが、スタッフのまかないも自分がつくっています。元々料理が好きで、アルバイトをする前からよく料理をしていたんです」
── 器用ですね~! 友達とはどんなことをして遊ぶのですか?
小池さん「色んな街に行っています。この前は、都内で行ったことがない所に行ってみようってなって町田に行きました。そういうのはその時の気分で決めます(笑)でも計画立てて物事をすることが好きなので、この前はスノボしたいなって思って準備して新潟まで行ってきました! お金がどれくらいかかるか、移動方法はどうするかとか調べて行きましたね」
── アクティブですね! 学校のレポートなどはどうしているのですか?
小池さん「レポートは学校でもできるんですけど、家ですることが多いです。やる時には『レポート5枚終わらせる!』ってノルマをつけるようにしています。10分集中してやって、少し休んで、また10分やってというのを繰り返して、という感じです。遊びと同じで、計画立てて進めるのが好きなんですよね(笑)」
ツーデイでも、先生がすごく身近に感じます
── KTCならではの良さを教えて下さい!
小池さん「先生と生徒の距離が近くて通いやすい所です。自分はツーデイで毎日登校する人よりは学校に来ていないけど、1日だけ休んじゃった時も先生が心配して電話をくれたり、ちょっと気分が悪い時でも、気づいて駈け寄ってきてくれたりして、先生がすごく身近に感じます。だから自分からもいろいろ相談しやすいですね」
── 高校を転校することで迷っている人にメッセージをもらえますか?
小池さん「自分は毎日通わなくていいということで気が楽になりました。KTCのみんなは優しくて転入生でも積極的に声をかけてくれるので大丈夫ですよ!」
おわりに
KTCは「自分らしくいられる環境」と話してくれた小池さん。学校以外の時間もアルバイトをしたり、遠くに出かけたり、有意義な時間を過ごしているのがよく分かりました。自分で計画を立てて物事を進めていくのが得意ということもあって、毎日登校する全日制の学び方よりも、自分のペースで通えるKTCがしっくりきているのにも納得!
今はインテリアデザインの夢に向かって、トライアルレッスンでライフケアカラーの資格にチャレンジ中とのこと。そんな夢をバックアップしてくれるKTCの環境は、とても心強いですね。
取材協力
KTCおおぞら高等学院
この記事を書いたのは
通信制高校ナビ編集部