親戚や家族と過ごしたくない……年末行事を気まずくなく回避する方法
先輩に聞く
2018/12/29
年末年始は、親戚や家族と過ごすのが決まり。そんな慣習に悩まされている人も多いのではないでしょうか。休暇は帰省せずにのんびり過ごしたい、親戚付き合いは気をつかってしまい疲れるなど、参加を躊躇するさまざまな理由があると思います。
そこで、気まずくならずに親戚からのお誘いを断る方法や理由の伝え方、どうしても参加しなくてはいけないときに少しでも楽に過ごすアイデアをご紹介します。
気まずくならずに行事参加を断る4つの方法
行けない理由を伝えるときには、相手への思いやりを持つことを忘れずに。なかには年に一度の集まりを楽しみにしている親戚や家族もいます。そのため、伝え方への配慮は大切です。
適切に年末行事を回避することは、あなた自身が後ろめたさを感じずに年末年始を過ごすことにつながります。
・帰省時期をずらす
親戚がたくさん集まる雰囲気が苦手な人は、年末年始から時期をずらして挨拶に行ってはいかがでしょうか。例えば、12月中に両親の顔を見に行ったり、親戚にはクリスマスプレゼントや年始の挨拶のハガキを送ったり。事前にフォローしておくことで、参加できない気まずさを軽減できるはず。
・仕事の予定をいれる
どうしても行きたくないというときは、仕事を理由にしてしまうのも一つ。「仕事が忙しい時期だから」「年明けから新しい仕事を任されている」などの理由であれば、家族や親戚も無理は言えないはず。
・友人との予定をいれる
先に友人などと旅行や遊びへ行く予定を入れてしまいましょう。特に、「年末年始のイベントや初詣に行くから」「友人との予定が合うのが年末年始しかないから」などと、第三者を理由に加えることで断りやすくなるのではないでしょうか。集まりに参加できない代わりとして、旅先のお土産を送るのもありかも。
・大掃除をする
年末年始にやっておきたいことの一つである大掃除。「仕事が忙しくて年末年始しか大掃除をすることができない」「新年を気持ちよく始めたいから」など、どうしてもこのタイミングで大掃除をしておきたい前向きな理由を伝えれば、嫌な気分にさせずに断れるかも。もしそれだけで断りにいなら、「スムーズに終わったら顔を出しに行く」と一言添えておきましょう。
それでも、どうしても参加しなくてはいけないときに気楽に過ごす4つのアイデア
とはいえ、どうしても断る理由が見つからないとき、どうしても参加しないといけないときもあります。少しでも気楽に過ごすための覚えておきたいアイデアをご紹介します。
・年に一度と割り切り、一部だけでも楽しむ
親戚や家族と過ごすのは嫌でも、年末年始の行事自体は苦痛ではない人もいるはず。ならば、いっそ新年の話題作りと考えて、初詣や親戚の子どもとの交流、書き初めなどお正月らしい取り組みをしてみては? 年に一度だと割り切り、自身の気分転換の時間にしてしまいましょう。
・外食を提案し、純粋に料理を楽しむ
実家や部屋にこもって一緒に過ごすと息がつまってしまうという人は、外食を提案するのも一つ。お節料理などのお正月プランを用意しているレストランも多いので、純粋においしい料理を楽しむつもりで過ごしてはいかがでしょうか。
・あらかじめ帰る時間を伝え、滞在時間を短くする
お正月はのんびりした雰囲気で帰りづらくなってしまいがち。そうなる前に、理由を添えて帰る時間を先に伝えておけば、滞在時間を短くできるはず。参加した後に予定を入れておけば、後ろめたさも軽減されるのでは。
・年末行事に参加した自分にご褒美を出す
苦手な年末行事を乗り越えたら、お酒や料理など自分の好きなもの楽しんではいかがでしょうか。普段は高くて手が出ないものも、年末行事に参加した自分へのご褒美として奮発するのもいいかもしれません。
親戚付き合いも大切ですが、忙しい日々の中で年末年始はゆっくり過ごしやすい貴重な時間。自分の時間を大切にするのは決して悪いことではありません。どう過ごすとしても、みなさんが気持ち良く新年を迎えられますように。
良いお年をお迎えください!
(執筆:橋本結花 編集:鬼頭佳代/ノオト)
※本記事はWebメディア「クリスクぷらす」(2018年12月29日)に掲載されたものです。