
自宅にいるとなんとなく親や環境に甘えてしまう。地元を離れて新しい場所で1からやり直したい。都会の通信制高校へ行って夢を追いたいけどひとり暮らしは不安…。そんな、 寮付きの学校で、自由で自立した生活を送りたい! という気持ちに応えるため、寮付きの高校・通信制高校が増えてきています!
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なぜ全寮制の高校が人気なの?
全寮制の起源はイギリスだと言われています。これは昔のイギリス社会において、勉強以外にも、マナーや社会的な教養教育、生活態度を身につけるために全寮制が都合がよかったのだとか。
一方、現代では核家族化している家庭が多いため、他者と関わりながら自立心やコミュニケーション力につながるとして寮を選択する生徒も増えているようです。
高校の全寮制、メリットとデメリットは?
親元を離れて、自由な時間が欲しい。海外留学のためにグローバルな環境や、家族以外の人と過ごす体験をしておきたい、環境を変えて不登校から変わりたい、など寮生活を選ぶ理由は人それぞれでしょう。
しかし、当然メリットもあればデメリットもあります。両面についてしっかり確認しておきましょう。
全寮制のメリット① 一生ものの人間関係を築ける
人は一緒に過ごす時間が多ければ多いほど、相手との接触も多くなるもの。そのため学校での付き合いだけよりも、寮で一緒に生活する友達とはいろんな面を見せ合うことになるため、信頼が生まれ、一生の付き合いに発展することも多いようです。
とくに思春期であれば、関係性はより密なものとなるでしょう。
全寮制のメリット② 規則正しい生活を送れる
中学校や小学校で不登校を経験している場合、生活リズムが乱れやすくなっている場合もあるでしょう。しかし寮では集団行動もあり、寮ごとのルールもあるため、ある程度決められた時間やルールを守る必要があります。
これにより、規則正しい生活習慣が身につくこともメリットのひとつでしょう。
全寮制のメリット③ 集中できる学習環境
自宅では親から勉強を急かされたり、生活習慣について注意を受けることも多いでしょう。しかし、寮ではそういった注意は最小限。自分で管理しなければならないため、逆に自然と勉強をするようになるという声もよく聞かれます。また、寮生への体験授業や、進学にむけたカリキュラムなどがある寮もあるようです。
全寮制のメリット④ 自立できる
寮には生徒のお世話をしてくれる管理人さんがいることが多いですが、それでも起床の管理や身の回りの世話というのは自分でしなければいけません。今までは親がやってくれていたことも、自分でやることで自然と自立に繋がるでしょう。
全寮制のデメリット① ホームシックになる可能性がある
全寮制にも当然デメリットがあります。その中でも代表的なのがこの「ホームシック」でしょう。今まで実家を離れて生活したことがない人には想像が難しいかもしれませんが、何もかも自分でしなければいけない、すぐには親に会えないということで寂しさや不安を感じる人はとても多いです。
ただ、寮には同じ環境の仲間もいるので、一緒に過ごして気持ちを共有することで気持ちは楽になるかもしれません。
全寮制のデメリット② 自由が制限される部分もある
寮によっては、時間管理や外出制限が厳しい場合もあります。こうなると、自由が制限されて監獄にいるような気持ちになってしまう可能性も。そのため、寮選びは慎重に行うことが大切です。
全寮制のデメリット③ 費用がかかる
やはり自宅から通学するのと比較すると、寮生活は住居費や光熱費、食費などが余分にかかってしまいます。しかし、大学進学でいきなり実家を離れてひとり暮らしするのと比べ、高校の寮ではある程度基礎的なサポートが得られる点が安心です。
また、高校生活の間に親元から離れる体験は大きな刺激・経験となるでしょう。
高校の寮は、学校経営のところもあれば、学校が提携している寮など、学校によって違います。サポート内容や細かい部分までチェックして選んでくださいね。
※資料請求は全て無料で行えます