通信制高校多すぎ! どの学校に行くべきか選べないあなたへ
通信制高校
2018/04/24
年々増加する通信制高校。その学校数は2017年の段階で250校あります。
「少ないな」と思われたでしょうか?
しかし、全日制や定時制では距離や偏差値などである程度学校が絞られてくるのに対し、通信制高校では登校頻度が低いため場所の制限が少ない、偏差値での入学選抜がほとんど行われない……などの理由で学校を絞り込めない場合も多いため、実際は通信制高校の学校選択は大変だという声も多く聞きます。
特に、首都圏や大都市にお住まいの場合は、学校数が多くて比較するのも大変ですよね。
通信制高校ナビでも、東京都では114校。大阪では66校の通信制高校を紹介しています。(2018年4月現在)
そこで今回は、通信制高校選びのポイントを紹介してみたいと思います。
学校を選ぶ2つのステップ!
1,「良い学校がいい」の「良い」ってなに?
誰だって「良い学校に行きたい!」と思いますよね。でもその「良い」ってなんなのでしょう?
- 先生がフレンドリーなこと
- 登校数が少ないこと
- 進学率が高いこと
- 学費が少ないこと
- イベントや行事が多いこと
学校にはいろいろな特徴があります。しかし、それを「良い」と思うかどうかは人によって違うのです。
例えば、ほとんど登校しなくてもネットで課題を提出すれば単位がもらえる学校の場合、
- Aさん「体調が悪いから登校せずに単位がとれるのはとても良い」
- Bさん「学校生活を楽しみたいから登校ナシなのは嫌だ」
のように、立場が変われば考えも変わります。
学校でやりたいこと、して欲しいこと、逆に絶対にいやなことなど、それを素直に書き出し、自分が学校に求めることを考えてみましょう。
2,条件に合う学校をピックアップし比較する
ネットなどを使って、自分のしたいことや条件に合った学校を探しましょう。そして、必ず複数の学校を比較してみましょう。
1つの学校に決め打ちしてしまうと、もしその学校で嫌な部分が出てきたときに後悔することになってしまう可能性が高いからです。
ちなみに、もちろん学校は「通信制高校ナビ」で検索することが可能ですよ!
→ 通信制高校をエリアから探す
→ 通信制高校を特徴から探す
<学校を比較するコツ>
- 気になる学校は、とりあえずチェックする
- 良いと思った学校は資料請求や問い合わせをしてより深く知ってみる
- 資料を見て、良いと思ったことと不安に思ったことなどをまとめる
- いくつかの学校に見学や相談に行ってみる
- 不安なことや、自分の目標などがあれば学校に聞いてみる
特に大切なのは、いくつかの学校に直接学校に行ってみるということ。
登校経路の確認といった面もありますが、学校の雰囲気やどんな先生や生徒がいるのかを自分の目で見て、感覚的な「合う」「合わない」を感じてほしいからです。これを怠って、あとから「思ってたのと違う」となるのは誰のためにもなりません。
最終的には自分の目で見て納得して選ぼう
ネット上では学校の口コミや評判が掲載されています。
そのなかには事実もあるでしょうが、書いている人の悪意や後悔、「合う」「合わない」で判断している場合もあります。また、通信制高校は全国にキャンパスがあることも多いため、キャンパスごとで雰囲気が違うことも考えられます。
口コミなどを参考にするのは悪いことではありません。でも、それはあくまでも「参考」と考え、自分の数年におよぶ高校生活を他人の判断に委ねないようにしましょう。
いろいろな通信制高校を比較して、あなたに合った学校を選んでくださいね。
この記事を書いたのは
通信制高校ナビ編集部